Wantedlyとはビジネスに特化したSNSとして、転職に活用できるサービスのことです。効果的にビジネスマッチングできるプラットフォームで、現代に合うサービスだと注目が高まっています。
では、Wantedlyとは、どのような特徴がある転職サービスなのでしょうか。
今回は、転職サービスWantedlyについて紹介します。Wantedlyのメリットやデメリット、向いている人などを徹底的に解説していきます。
概要
Wantedlyは、企業と求職者をマッチングする場を提供しているビジネスSNSです。
主に都心部を中心とした、IT業界・Web業界のベンチャーやスタートアップ企業とコンタクトを取ることができます。未経験者向けの募集をしている企業も少なくないので、キャリアチェンジを考えている人にもおすすめです。
特徴
Wantedlyは、ビジネスマッチングサイトとしてのイメージが強く、SNSのように使えるサービスであるというのが特徴です。
他の転職サイトとは異なり、ビジネス系の情報以外にも「キャッチコピー」や「人からよく言われる特徴」など個人に関する内容も記載できます。パーソナルな情報を共有することで、価値観が合う企業からスカウトがくる確率が高まるでしょう。
また、転職活動だけでなく、人脈づくりに活用できるというのも大きな特徴です。Wantedlyはあくまでビジネス向けのSNSなので、転職活動をしていなくても利用できます。他のビジネスパーソンと交流し、人脈づくりに活用するのも良いでしょう。
メリット
大手の転職サービスを利用していると、書類選考に応募してもなかなか通らないという人も多いのではないでしょうか。Wantedlyのメリットは、企業からスカウトがくる頻度が高いことです。自分のプロフィールをしっかり記載しておけば、自分のスキルとマッチする企業から連絡がきます。
また、Wantedlyは、カジュアル面談を受けられるのもメリットの一つです。普通の転職サイトなら、各企業のページから求人情報を見て書類選考に応募します。Wantedlyの場合は、求人に募集する前に企業の人事担当者とチャットでやり取りができるカジュアル面談を設けてもらうことが可能です。SNSと同じような感覚で気軽に企業側とコンタクトが取れるので、まずは色々な企業から話を聞いて情報収集がしたいと考えている求職者に適しています。
デメリット
メリットの一つに挙げたカジュアル面談は、他の転職サイトにはなかなか見られない仕組みです。そのため、企業の中には、カジュアル面談の仕組みを理解していないケースも少なからずあります。「気軽に話したい」とカジュアル面談に応募すると、志望動機などを聞かれて普通の面接のような扱いをされたという場合もあるようです。
また、給与や福利厚生などの詳しい情報が分からないのもデメリットといえます。Wantedlyは転職サイトではないため、給与や勤務時間などの明確な求人募集内容を記載することがNGとなっているのです。
気になる企業が見つかったら、他の転職サイトや転職エージェントを併用し、求人内容を確認しておくことをおすすめします。
こんな方におすすめ
次にWantedlyに向いている人、向いていない人の特徴について解説します。
Wantedlyに向いている人
Wantedlyは、以下のような人におすすめです。
・応募する前に企業とコンタクトを取りたい人
・企業からのスカウトを受け取りたい人
・自分の価値観に合った企業を探したい人
Wantedlyは応募する前に企業とコンタクトを取ったり、企業からのスカウトを受け取りたい人に向いています。
SNSのような立ち位置のWantedlyは、他の転職サイトより気軽に企業とやり取りすることが可能です。企業から届くスカウトメールも比較的多く、自分が知らない企業と出会う機会が多い傾向にあります。スカウトされた企業を詳しく調べてみると、自分が気になるビジネスだったというケースも少なくありません。
Wantedlyに向いていない人
Wantedlyは、以下の項目に当てはまる人にはあまり向いていません。
・年収や待遇を重視して転職活動をしたい人
・大手企業で働きたい人
Wantedlyは、年収や待遇を重視している人にもあまり向いていません。やりがいや企業環境とのマッチングなどを重視してもらうために、年収や待遇に関する記載がないからです。
また、Wantedlyは、ベンチャー企業やスタートアップ企業が多いサービスです。大手企業で働きたいと考えているなら、他のサービスを利用した方が効率的に転職できるかもしれません。